世界中の子どもたちがアイケアを受けられるために

~「世界視力デー」ボランティアレポート~

Cycle for Sight 会場入り口

 

毎年、10月の第2木曜日は「世界視力デー」。失明や視覚障害の認知度を高めることを目的として、世界各地でイベントが実施されています。今回はその中の一つ、アルコンファーマと日本アルコン共催のボランティア活動の取り組みを取材しました。

 

アイケア団体への寄付ができる「Cycle for Sight」

 

10月12日木曜日、東京・虎ノ門。真っ青な空が見える31階のカフェスペースに設置されたのは2台のエアロバイク。これは、全世界のノバルティスグループ社員2,020名以上がエアロバイクに乗ると、アイケア団体への寄付につながる、「Cycle for Sight」というイベントのためです。

 

アイケアが十分でない貧しい国では、視力障害が子どもの教育を阻む要因にもなります。そこでアルコンファーマと日本アルコンは、世界中すべての子どもたちがアイケアを受けられるよう、「Cycle for Sight」に参加しています。

 

11時を過ぎたくらいから、早めのランチに訪れる人が「食事の前に」と続々と集まります。「外の景色を見ながら運動ができるのは気持ちいいですね」(40代、女性)という声もあがり、スタートは上々です。

 

カフェスペースの様子

あっという間に行列ができ、皆さん次々とこぎだしています。

 

ボランティアには積極的に関わりたい

 

「Cycle for Sight」については、セミナー時の案内やポスターの掲出、イントラネットでの告知など、さまざまな方法で社員たちに知らせています。「会議が終わって、たまたま通りかかったので参加しました」(30代、男性)という人もいて、想像以上の盛況ぶりです。

 

「けっこう息が切れますね(笑)」と言いながらも充実した表情の男性は、「会社として寄付するなら、その一人になりたいと思って」(50代、男性)参加したそう。

 

また、「とてもいい取り組みだと思うので、来年もぜひ参加したい」(50代、男性)という声もあり、アイケアのグローバルリーダー企業に勤める社員としての自負を持ち積極的に参加していることがわかります。

 

社内でできるという参加のしやすさもあるようで、「業務時間内の、ちょっと空いた時間にボランティアができるというのはいいですよね」(40代、女性)という意見も多く聞かれました。

 

この日の参加人数は193名。これにグローバルでの参加人数も足し合わせた結果、無事25,000ドル(約283万円)がアルコン基金からアイケア団体Optometry Giving SightのOur Children’s Programに寄付されることになりました。

 

 エアロバイク2台参加者

負荷を調節できるので、男女問わず自分のペースで参加できます。

 

グループ会社全社でボランティアを推進

 

ノバルティスグループ(ノバルティス ファーマ、日本アルコン、アルコンファーマ、サンド)では、「Cycle for Sight」のほかにも春と秋に全社でボランティア活動を推進する期間を設けています。

 

病気のお子さんとそのご家族が宿泊する施設の清掃や、施設で不足している品物のリスト(Wish List)を元に、食品や日用品などの寄付を全国のオフィスで呼びかけるなどしました。

 

また、これまでには、視覚に障害をもつ方たちの誘導を学ぶワークショップを開催し、実際にボランティアとして一緒に映画を鑑賞するイベントにも参加したりしています。

 

日本での「Cycle for Sight」は今年で2年目ですが、「ボランティアで健康になれるのはいいですよね。毎日やってほしいくらいです」(30代、男性)という声も上がっていて、恒例のボランティア活動として定着しそうです。

 

Alcon風船

視覚障害や目の健康に関するデータや情報を掲示し、社員の啓発を促しています。

 

「世界視力デー」

 

失明や視覚障害に対する意識向上と啓発を目的に、10月の第二木曜に設定されているもので、毎年世界各地でイベントが行われています。

 

ちなみに、今回紹介したイベント「Cycle for Sight」が2,020名の参加を目標にしているのは、英語で正常な視力のことを20/20(twenty-twenty)visionと呼ぶことから。これは、「正常視力をもつ人が20フィート(約6メートル)離れて見えるものを、同じ20フィートの距離でクリアに見える」ということを意味しています。

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