中高年になったら気をつけたい目の疾患とは?

~網膜静脈閉塞症(RVO)の基礎知識~

 

日本では、40歳以上の約50人に1人が発症している網膜静脈閉塞症。生活習慣病との関わりの深いこの疾患について説明します。

 

生活習慣病との関わり

網膜静脈閉塞症は、別名、「眼に起こる脳梗塞」とも言われています。多くの場合、発症を予測することができませんが、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の人に発症しやすいことがわかっています。

 

 この疾患は、網膜に通っている静脈に血栓(血の塊)ができて血流がせき止められ、網膜がむくんだり眼底出血を起こしたりします。

 

出血した部分が見えなくなったり、むくみが黄斑(網膜の中心部)に及ぶとものがゆがんで見えたりといった症状が現れます。

 

血栓ができる主な原因は動脈硬化であり、動脈硬化は高血圧や糖尿病などによって引き起こされることが多いので、生活習慣病にならないように注意する必要があるのです。

 

目を守るために定期的に通院

生活習慣病の方、あるいは生活習慣病の疑いがある方は、網膜静脈閉塞症の予防として、これらの病気のコントロールが大切です。

 

見えにくさなどの自覚症状が現れなくても、眼科で眼底検査をすると疾患が見つかることがあります。定期的な眼科検診は必須です。 血圧や血糖値のコントロールには運動が欠かせません。

 

ですが、網膜静脈閉塞症の症状が急性期のときは、運動が網膜の血管への負担を高めることがあるため、主治医の先生の指示に従いながら調整してください。

 

この疾患は、治療がいったん終了しても再燃(再発)の可能性があります。また、はじめは片目に発症しますが、しばらくするともう片方の目に発症することもあります。

再燃(再発)による視力低下のリスクを抑えるために、定期的に通院し、主治医の指示をあおぐようにしてください。

 

網膜静脈閉塞症の兆候や、どのような人がこの病気に罹患するのかについては、こちらでご紹介しています。

 

参考資料:網膜静脈閉塞症ドットコム 

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