3月12日~18日は世界緑内障週間

~緑内障を正しく知って中途失明を防ごう~

 

愛知・名古屋テレビ塔    大阪・通天閣

 

広島・広島城

 

2008年から国際的なイベントとして行われている世界緑内障週間。今年もさまざまな活動によって、緑内障の啓発を進めていきます。

 

日本でも第1回から実施している世界緑内障週間

世界緑内障連盟は、毎年3月上旬頃の1週間を世界緑内障週間(World Glaucoma Week)と定めており、緑内障についての啓発活動やロビー活動を行っています。2017年は3月12日から18日の1週間です。

 

日本でも、緑内障を正しく知ってもらうための講演会や、病気を未然に防ぐために欠かせない眼科検診を中心に、第1回から活動を実施しています。

 

緑内障は、日本における中途失明の第1位となっている病気であるにもかかわらず、約8割の人がそれを知らないということがわかっています(※1)。定期的な眼科検診による早期発見・早期治療が重要なことは言うまでもありません。これを機に、緑内障という疾患を正しく知るようにしましょう。

 

長い時間をかけて視野が狭くなり、失明に至ることも

緑内障とは、主に目の中の圧力(眼圧)が高くなることによって視神経が傷つき、徐々に視野が狭くなっていく疾患です。現在、推計患者数は400万人、40歳以上の20人に1人、また70歳以上の10人に1人の割合で発症しているのですが、治療を受けている人は約1割程度で、残りの9割の人はそのまま放置されていることがわかっています。(※2)

 

初期の状態では自覚症状がなく、長い時間をかけて視野が狭まっていきます。一度失われてしまった視野は、残念ながら元に戻りません。しかし早期に発見すれば、治療によって進行を遅らせることができます。40歳以上の人は、定期的に眼科を受診し視野検査を行うことが大切です。

 

北から南まで光をつなぐライトアップ

 

世界緑内障週間の間、緑内障にちなんでグリーンのライトで各地のランドマークとなる建物をライトアップする「ライトアップinグリーン運動」が行われます。 2015年からスタートしたこの運動は、緑内障の認知度を上げる効果があるとみなされ、2016年から日本緑内障学会の公式事業とされています。

 

2017年は、北海道・札幌のテレビ塔や東京の虎ノ門ヒルズ、大阪の通天閣や沖縄・那覇の県立博物館など全国34カ所で点灯されます。

 

3月中旬頃、街でグリーンにライトアップされた建物を見かけたら、緑内障のことを思い出してください。そして、眼科検診の大切さを今いちど意識してください。

 

東京・渋谷ヒカリエ

 

全国各地でのライトアップの写真は順次こちらで更新予定です。

ライトアップの詳細スケジュールはこちらからご覧いただけます。

 

(※1) 日本アルコン「緑内障に関する調査」2015年

(※2)日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査(通称:多治見スタディ)

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