スポーツを楽しむ

目の見えにくい方は、アクティビティの種類によっては、自分には無理だ、と感じてしまうかもしれません。ですが、この「見えるよろこび」では、適切な準備さえあれば、どんなことでもできる!上達する!と考えています。さあスポーツウェアに着替えて、スポーツを楽しみましょう!

 

ウィンタースポーツ

冬が好きな人は、スキーが家族そろって楽しめるすばらしいスポーツであることを既にご存じでしょう。用具に関しては、特に調整の必要はありません。従来のスキー板、ブーツ、ストックさえあれば大丈夫です。

 

目の見える同伴者に前を滑って跡を付けてもらいながら、スキーに挑戦してみてください。同伴者には白い雪山の中でも目立つ、黒や蛍光色のウェアを着るよう頼んでみてはどうでしょうか。ゲレンデを滑走するときは、起伏や段差などの状況をガイド役が容易に警告できるように、氷やコブのような地形的な変化を示すサインを事前に決めておくことをおすすめします。最近は、マイクやスピーカーを装着して滑ることも多いようです。

 

各地のスキー場では、目の見えにくい方々のためのスキーレッスンや、目の見える同伴者とのプログラムも数多く提供されていますので、お近くのスキー場のレッスンを探してみるのもよいかもしれません。

 

ボウリング

寒さが苦手な方には、久しぶりにボウリングはいかがでしょうか。このスポーツは目の見えにくい方に適応させることができます。本格的な競技では、ボウラー(ボウリングのする人)が投球方向を確認するためのガイドレール(手すり)を設置できます。

 

あまり競技にこだわらないという人は、バンパーレーンの利用を考えてはいかがでしょう。多くのボウリング場は、こうしたガーター防止装置を内蔵しており、リクエストに応じて出してくれます。活用すれば、毎回ボールがピンに到達します。目の見える同伴者に、スタート位置まで誘導してもらいましょう。また同伴者は、残ったピンがどこにあり、2回目の投球でどこを狙うべきかの判断も助けてくれるでしょう。

 

視覚障害者向けに考案されたスポーツ

サッカーファンには、何といってもパラリンピックの正式種目でもあるゴールボールが最高のスポーツでしょう。ゴールボールは、視覚を損なった退役軍人が身体機能を維持するための手段として第2次世界大戦後に考案され、今日では男女を問わず世界中で競技されるスポーツです。

 

正式なルールでは、3人のプレーヤーからなる2チームが対戦します。目的はシンプルで、ボールを相手チームのゴールラインの向こうに入れることです。ボール内にはが入っており、プレーヤーは音でボールがどこにあるかを感知できます。このスポーツの頂点に立つアスリートは、パラリンピックで自国の代表になるチャンスがあります。ゴールボールは、ボールを転がしたり、投げたりしてプレーしますが、それに従来のサッカーのルールを当てはめればよいのです。

 

その他のスポーツに関しても、目の見えにくい方々がアクティブでいられるよう支援するような機関、団体がありますので、調べてみましょう。参加したいと思える新しいチームや新しい趣味が見つかるかもしれません。

 

みなさんの好きなスポーツがありましたら、ぜひ「見えるよろこび」Facebookでコメントしてください。

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