目の健康について考え直すための4つの事例

目の病気の多くは、実は検査によって早期に診断ができ、適切な治療を受けることで失明の危険性を減らすことができますが、眼科の受診は、他の健康問題に比べて後回しにされがちです。この記事では、皆さんが目の健康について考え直すきっかけとなるかもしれない4つの事例をご紹介します。
事例1:
米国では約400万人(※1)の方が、糖尿病が原因の視力障害に苦しんでいます。
事例2:
萎縮型の加齢黄斑変性を患う方は、さらに深刻な滲出型加齢黄斑変性が発症する危険にさらされていますが、この発症がどのタイミングで起こるか現在の医学では予測することができません。
事例3:
眼科医は、目の画像検査で患者さんの身体状態を読みとることができます。例えば、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞、病的近視による脈絡膜新生血管、滲出型の加齢黄斑変性などが目の画像検査から診断可能です。
事例4:
眼科医や視能訓練士がおこなうのは、目の病気の検査や治療だけではありません。現に、高コレステロールの65%、高血圧の30%、そして糖尿病の20%は、眼科医にかかることで発見されています。(※2)
いかがでしたか?目の病気の多くは検査により早期に診断ができ、適切な治療により失明の危険性を減らすことができます。ぜひ今一度、目の健康について考えてみてください!
(※1)American Foundation for the Blind(英文のみ)
(※2)ALL ABOUT VISION.com(英文のみ)