網膜静脈閉塞症(RVO)とは!?!?

片方の目だけのにじみや視力低下に初めて気付いた時、まつげやほこりが視覚を妨げているのだと思い、視覚をはっきりさせようとして、何度も瞬きをしたり、その目をこすったり押したりすることがあります。

 

それでも見えにくさが続けば、きっと眼科医を訪問するでしょう。「網膜静脈閉塞症」(RVO)という言葉はその時、初めて聞く方が多いようです。

 

網膜静脈閉塞症とは何か?

網膜静脈閉塞症(RVO)は糖尿病性網膜症に次いで最も多い失明原因であり、世界中で1600万人以上が罹患していると推定されていますが(※1)、病院外でこの病名を聞いたことのある人は少ないかもしれません。網膜静脈閉塞症は、網膜から心臓へ血液を運ぶ小血管のひとつの閉塞が原因で生じ、病気に冒された静脈の膨張、弱化、および周囲細胞への液の漏出を生じ、これにより失明が起こります。RVOには閉塞の発生箇所によって、主に2種類に分けられます。

 

・網膜中心静脈閉塞症:視神経内で静脈が閉塞するもの
・網膜静脈分枝閉塞症:網膜内の静脈が閉塞するもので、4本の網膜細静脈のひとつに生じるもの。この形態のRVOは最も一般的であり、通常は視覚への損傷は大きくありません。

 

RVOの兆候は何か?

RVOは通常、痛みを伴わずに進行します。 片側の目にのみ、にじみや視野が欠けていることに気付きます。かすみ目は、最初は軽症ですが、数時間または数日後に漸進的に悪化することがあります。また、罹患した目の深刻なかすみ目や完全失明を突然発症することもあります。視覚の突然の変化に気付いたら、いつでも眼科医を訪問することが重要です。

 

どのような人がRVOに罹患するのか?

網膜静脈閉塞症の第一危険因子は、中高年以上であることです。男性では40代以降、女性では50代以降に、加齢とともに発症しやすくなります。(※2)年齢を変えることはできませんが、RVO発症リスクの原因となるその他の条件を、いくらか制御することはできます。網膜静脈閉塞の発症率に関連する健康問題には以下が挙げられますが、リスクの原因はこれらに限られません。(※3)

・糖尿病
・緑内障
・アテローム性動脈硬化症(動脈硬化)
・高血圧
・高コレステロール

これらの健康問題のいずれかがある場合には、健康的な食事、運動、禁煙、処方薬の服用、および定期的な眼科検診という医師の指示を遵守することにより、目に影響するリスクを緩和することができます。(※4)

 

RVOはどのように診断されるのか?

網膜静脈閉塞症の兆候がある場合、医師は点眼液で患者の瞳孔を拡大した後、特別な照明と拡大鏡を使って眼球を検査し、網膜の健康状態を評価します。(※5)目の裏にあるこの薄い細胞層は、入射光を検出し、脳が像としてとらえる神経インパルスを発信します。眼科医は、視力ならびに網膜静脈の状態を確認するとともに、目の中の圧力を確認することがあります。今まで聞いたこともない病気について聞かされることは決して容易ではありませんが、迅速な治療を受けることにより、視覚に対する広範な、長く続くような症状を回避することは十分に可能です。最善の策は、心臓血管の健全な状態を維持するような健康的な生活を維持することにより、RVOのリスクを減らすことです。

(※1)Science Daily(英文のみ)
(※2)網膜静脈閉塞症ドットコム
(※3)Medline Plus(英文のみ)
(※4)eye Smart(英文のみ)
(※5)eye Smart(英文のみ)

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